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このままで 観光客を 増やせるの

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写真は、一月ほど前に撮った「タメトモユリ」です。
大島のユリとして誇れる花です。

一年を通じて観光客が多い夏です。若者が自転車やバイクで走っている姿は、この時期くらいです。家の近くの「ぶらっとハウス」で、アイスやソフトクリームを食べる観光客の姿も多く見かけます。

町も大島支庁も、観光振興政策を長年続けていますが、昭和40年代をピークに減り続け、近年は年間20万人がやっとです。観光客を増やそうと、長年あの手この手の政策を実施してきたようですが、成果は上がっていないようです。

私が考えるに、来島者の実態を正確に把握していないので、観光客を増やすための具体策が立てられないと推測します。どんな実態を知りたいかというと、
1.来島者の目的別人数…島民の帰省・仕事・観光・ダイビング・釣り
2.来島者の月別・曜日別人数
3.利用交通機関別人数
4.観光客の満足度調査…島の自然・観光施設・宿泊施設・飲食店など。人への接遇等も
少なくとも上記4点くらいのデーターはあるかと思いますが、大島では見たことがありません。我が家に宿泊した方で、いろいろ不満を話されることがありますが、町の観光商工課や観光協会などが、どの程度把握しているのかは分かりません。
お客様の不満などを謙虚に受け止めることがない限り、観光再興の道は開けないと思います。

観光客が増やせない要因の一つに、ジェット船の問題があります。10月9日に教え子が来て10日に竹芝に帰る船を予約したところ、満席で取れませんでした。キャンセル待ちが200人もいるので、キャンセル待ちを受け付けないとのことで、仕方なく熱海行きの船を予約しました。
日曜日や連休の最後の日の竹芝行き(帰り)のジェット船の予約が取れないのでは、安心して島に来ようとは思わないでしょう。
つまり、ジェット船の定員は250人ですので、二隻運行しても500人しか乗れないのです。この現実も受け止めなければならないはずです。ジェット船は今の三隻を急に増やせません。

いろいろな実態を正確に把握すれば、平日の宿泊観光客を増やすにはどうしたらいいか、など
具体策が考えられます。
これまでの観光振興策を推進してきた人とは違う人(若者・よそ者)を登用したらどうでしょうか。
by gorongoronisomura | 2011-08-14 22:51 | 亭主の日記