昨日、昔の同僚女性3人が島に来てくれました。
生憎のどしゃ降り。椿を見に行くわけにも行かず、困っていましたが、
今年は室内でのジオアート展が開催されていた場所に行きました。
ほっと、一安心。
この墨絵は、日本を代表する藍染作家、島在住の菅原先生の三原山です。
故白洲正子さんも絶賛したデッサンのすごさが伝わってきます。
この藍染の暖簾が、菅原先生の作品。
藍を染めないところに糊を置いていく技術が、先生独自のものです。
先生は下書きなしで、糊を指で直接置いていく、線を画いていくという技術です。
それも布の表裏に糊で画いていく特別なものだそうです。
この陶芸作品は、懇意にしている川浪ときわさんのものです。
椿の実灰の釉薬、大島桜の灰の釉薬を使った作品で、
独特の世界を作り出しています。
この版画は、大島の風俗をたくさん描いた作品の一つです。
ジオアート展会場では、1950~51年の大噴火の映像も見られます。
昔の16mmモノクロですが、当時の噴火と噴火後の三原山の様子が分かります。