食品衛生責任者
私は、ごろんごろんの食品衛生責任者です。
今日、大島保健所主催の講習会に出席してきました。
近年の食中毒の傾向
会場は、元町の開発総合センターで、出席者は100余名でした。
食中毒の原因は、ノロウイルス・カンピロバクター70%以上。
近年増えているのが、アニサキスが原因の食中毒で、主にしめサバとのことです。
アニサキスは、塩や酢・醤油・ワサビでは、死なないそうです。
マイナス18度以下で24時間以上冷凍で死滅します。
あと、アニサキスは内臓に多いので、内蔵の近くの筋肉を使わないようにすることです。
食中毒予防
その1 野菜と魚・肉の専用まな板、包丁で調理する。
調理器具類を十分に洗浄し、消毒、乾燥させる。
下痢や腹痛のある人は調理しない。
トイレのあとの手洗い徹底。
その2 肉料理…中心部の温度が75度1分間以上
二枚貝…85度1分間以上
★家庭でも参考になると思います。
大島あまり良くない
保健所によるまな板と、手指の拭き取り検査結果で、
大島が他の島より良くなかったです。
平成24年度、大島のまな板の衛生不良12%、新島5%、紙津島9%。
調理人の手指の衛生検査、大島の不良8%、新島7%、神津島3%。
保健所の人の話では、夏に大島で国体(相撲会場)が開催されるので、
十分気をつけて欲しいとのことでした。