人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ごろんごろん元気だよ!

gorongoron.exblog.jp
ブログトップ

観光客の 目線知ろうよ 関係者 

観光客減少の実態
大島の観光客(観光客と仕事の人)は、昭和48年の約83万人をピークに減り続け
平成24年は約18万人とピーク時の四分の一以下になっています。
伊豆諸島の中で、これほどの観光客減少率はありません。
利島や御蔵島などは、逆に増えています。
新島・式根島・神津島・八丈島の減少は約二分の一で収まっています。
(三宅島は、噴火に伴う有毒ガスのこともあるので、比較の対象にしません)
御蔵島から学ぶことが
御蔵島は、豊かな自然(亜熱帯から亜寒帯までの貴重な植生)と水を観光の目玉にしています。
しかも、御蔵島の豊かな自然に対して子供たちが誇りを持てるようにもしています。
貴重な自然と言う資源を島民が認識し、観光に活かしています。
ここ十数年年間6000~8000人の観光客で推移しています。
昭和48年頃の約10倍近くになります。
観光振興のヒントを御蔵島から学べるのではないでしょうか。
キーワードの一つは、自分の島の誇りを島民が持つことではないでしょうか。
大島に求めるものは
我が家の常連のお客様の声として、
・濃い緑、島の何処にも目を潤すような木々が溢れている
・ゆったりした時間の流れを満喫できる
・大島らしい食材が楽しみ  等です。
ところが、貴重な木々があっさり伐られてしまうのを目にします。
例えば、観光客の目に留まりやすい一周道路沿いの木々が伐られ、
首都圏のミニ開発のような家が建てられたり、
広い土地でありながら地境スレスレに塀が造られたり、
何とも味わいのない景色が見られます。
それぞれ事情があると思いますが、町が観光振興を掲げるなら
景観条例のようなものを作る必要があると思います。
観光客の 目線知ろうよ 関係者 _c0229433_17333750.jpg
観光客の 目線知ろうよ 関係者 _c0229433_17405738.jpg

地境から下がって木々を
道路から下がって自分の土地に木々を植え、緑のヘンスにしている家もあります。
いい雰囲気の町並みに見えます。
観光客の 目線知ろうよ 関係者 _c0229433_1738155.jpg

大島の魅力を
観光客の大島に対する魅力や不満のデーターを見たことがありません。
担当の役場の観光産業課か観光協会が、観光客の声を聞いたという話は知りません。
やる気になれば、簡単なアンケートで観光客の声を聞くことが出来ます。
各宿泊施設や港、飛行場に置いて大島の魅力を聞き、島民が再発見することにも役立つはずです。
また、観光地しての分かり易い表示や案内、心のこもった対応など参考になることが分かると思います。
島を訪れた年代別の要望が分かれば、対応策が自然にできます。
実態把握⇒解決策⇒島一体での取り組み(強いリーたーシップ)⇒反省⇒対策の修正
右肩下がりの観光客数に歯止めを掛ける取り組みを期待します。
ただ、私のようなよそ者の声は、参考にされないようです。残念ながら!
by gorongoronisomura | 2014-06-28 18:00 | 亭主の日記