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「21世紀の資本」ピケティ紹介ーその1

ピケティの著書紹介
世界の経済格差問題を追求した「21世紀の資本」が
世界各国で注目を集めていたり、アマゾン・ドットコムでベストセラー第一位になったりしています。
書店に行くと原書やいろいろな解説書が並んでいるし、
新聞でも取り上げられています。
それらを基にQアンドA方式で紹介します。
大島の地層切断面
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「21世紀の資本」の紹介
Q1 世界各国の経済格差はどうなっているの
A1資本主義では歴史的に所得分配の格差が拡大する傾向があって、それは今後も続く。
例外は、1910年代から60~70年までは経済格差は縮小している。
二度の世界大戦で株が暴落するなどして富裕層の資産が破壊された。
さらに戦費を調達するため富裕層への課税が強まり、戦後は土地改革で大地主も少なくなった。
Q2 日本での経済格差はどうですか
A2 日本の経済格差は米国ほどはないが拡大している。1974年には高額所得者を対象とした最高所得税率は75%でしたが、1999年には37%まで下がった。
これも経済格差の拡大を招いた原因の一つ。
その結果、上位10%の富裕層の所得が日本全体の40%に上昇した。(2010年に)
世界各国で経済格差が大きいのは、米国・英国に次、日本が第三位。
Q3 日本は失業率が低いといわれているが、何か問題はあるのか
A3 他国より失業率が低い代わりに、非正規労働者の割合が40%まで上昇している。女性は非正規労働者が50%以上になっている。
非正規労働者には企業は教育に力を入れないので、
彼らは非熟練者のままで新しい知識・技能を修得しにくい。
非正規労働者の増加は、長い目で見れば企業の生産性もマイナスになり日本の経済成長の足かせになる。
★東京新聞2月8日「ピケティ教授に聞く」・池田信夫著「日本人のためのピケティ入門」より一部引用
 
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by gorongoronisomura | 2015-02-12 14:34 | 亭主の日記 | Comments(0)