台風災害を乗り越え確か3年前に4月と10月、二度も台風に見舞われ何十頭の馬と多くの車や重機を流され失った厚岸の「小師(こもろ)馬商」の牧場に行きました。
数千万円の借金を背負い、廃業を考えことがあったそうです。
そんな時、これまでの取引先からの支援や励ましに加え、全国から見ず知らずの方からも支援金が集まり、もう一度立ち上がる決意になったそうです。
小師さん曰く『乗用馬と日本の馬の文化を絶やしてはいけない』と、単なる商売のことでなく馬の文化を大事にするという男気に感動しました。
上の写真は、アメリカンクォーターホースという馬で、400m を一番速く走れるとのことです。つまり1600mの4分の一なので、クォーターホースの名前となりました。筋肉が凄く瞬発力があって、大きくカーボイ映画で使われるそうです。格好いいこの上なし。
トウロ湖畔ここでも退職後、数万坪の牧場で馬を育てているAさんに会いました。
牧場を歩くとタンチョウツルがいて、鹿が数頭見られ、飼育されている馬の群れが見られる自然な動物園と言った感じです。
これは珍しい独特の模様の馬、アルバーサです。ネイティブアメリカンのネズパース族が飼っていた馬です。ネズパース族は滅ぼされましたが、この馬は現在に引き継がれています。