今年の台風は、どうも動きが鈍く困ります。今回の台風12号は、大型で小笠原からゆつくり北上しているので、伊豆諸島は昨日から影響を受けています。
写真は波浮港の入り口の桟橋付近と、その脇の岩場のものです。
写真を撮っているのは、海面から10メートル位の場所ですが、岩場に打ち付ける波しぶきがパラパラ掛かってきていました。
天気予報では、大島付近の波は3~4メートルらしいのですが、時折7~8メートルはありそうなすごい波が打ち付けていました。海面を見ると、茶色に濁った波が絶え間なく打ち寄せていました。
大島から1000kmくらい離れていても、こんな波ですから、台風のエネルギーのすごさは想像できないくらいのものです。
この写真は、今日の12時少し前です。写真を撮った後、直ぐに島の西部の元町港に行き、下の写真を撮りました。波はなく、台風が近づいていることすら感じないほどの静けさでした。
台風が南から来ていることは、波浮と元町の港の様子から、確かだと実感できますね。