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深層水 面白利用 第2弾

海洋深層水利用学会報告第2弾
深海底の水温上昇=地球温暖化の関連=
初めて知りました。海水は地球規模で上下に循環しています。
海水は、赤道よりではいつも温められ、極寄りでは常に冷やされている。
極付近では、海水が冷却・凍結し、低音、高塩分で高密度になり
海洋深層に沈み込む。沈み込んだ海水は海中を移動し、
周囲の海水と混合や海底の地熱によって軽くなり湧き上がってくる。
海底から海面まで
海水の循環は、赤道寄りで得た熱を極より付近の地域で大気に放出する。
つまり、全海洋に広がる壮大な対流となる。
南極周辺の深層水が減少
南極周辺の冷たい深層水の生成量が減少していることが、
地球温暖化につながっているとの分析である。
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海洋温度差発電
海洋温度差発電は、海洋の温められた表層水と
冷たい深層水との温度差を利用したものである。
海と太陽がある限り利用可能なエネルギーである。
120年以上前から
1881年から始まる。建築費に莫大な費用が掛かるので、
商業利用は難しいとされていた。
日本が技術でリード
現在の開発動向は、技術的にリードしているのは日本、
米国が猛追し、フランスが続き、実証プラント建設の先陣争いをしている。
沖縄県久米島で、商用化に向けた実証事業に着手した。
タヒチでは、日本の株ゼネシスが主体となり、
商用プラント実施に向けた事業を2010年に実施した。
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その他、
・伊豆大島海洋深層水を利用した海水淡水化の連続運転
・深層水体験施設で長期・継続的な運動浴が肥満の改善や、メタボリック症候群対策に有効
魅力いっぱいの研究事例
一般の人にわかりやすい発表の機会を作って欲しいと強く思いました。
by gorongoronisomura | 2012-11-10 23:20 | 亭主の日記